【第1回ブーザンゴ夜会】

満員御礼


 

ホセ・レサマ=リマ『パラディーソ』(国書刊行会)刊行記念トークショー
旦敬介
(『パラディーソ』訳者)× 棚瀬あずさ(東京大学准教授)

《概要》
ラテンアメリカ文学における不滅の金字塔と謳われ世界各国の読書人たちに愛されながら、日本では長らく謎のベールに包まれてきたキューバ人作家ホセ・レサマ=リマによる長篇小説『パラディーソ』(1966年刊)。
革命前のキューバ社会を舞台に、五世代にわたる一族の歴史を、豊穣な詩的イメージと言葉の遊戯を駆使して陰翳深く彩り豊かに描いたこの伝説的巨篇の本邦初となる翻訳出版を記念して、訳者の旦敬介氏と東京大学准教授の棚瀬あずさ氏によるトークショーを開催します。
日本語版にして2段組600頁を超える大冊を長年かけて翻訳なされた旦氏と、折しも今年度の東京大学大学院のゼミで原典の講読をされている棚瀬氏が初めて顔を合わせ、本書の魅力や作家の横顔、また翻訳の愉しさ、難しさなどについて存分に語って下さる予定です。乞うご期待!


《日時》
2023年7月28日(金)
 開場:19時00分
 開演:19時30分


《入場料》
¥1,500(1ドリンク付き)

《登壇者プロフィール》
旦敬介(だん・けいすけ)
1959年東京都生まれ。作家・翻訳家、明治大学国際日本学部教授。ラテンアメリカ文学、アフロブラジル文化。著書に『旅立つ理由』(読売文学賞)、『ライティング・マシーン』など。訳書は、バルガス=リョサ『ラ・カテドラルでの対話』、ガルシア=マルケス『十二の遍歴の物語』『生きて、語り伝える』、J・ゴイティソーロ『戦いの後の光景』、B・チャトウィン『ウイダーの副王』、P・コエーリョ『11分間』、M・ジェイムズ『七つの殺人に関する簡潔な記録』など多数。

棚瀬あずさ(たなせ・あずさ)
1984年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。専門分野はスペイン語圏の近現代詩や19世紀の文学・文化。最近の論文に、「詩人ボルヘスとモデルニスモ――『創造者』論」(2023年)、「周縁の詩的言語におけるモダニティ――イスパノアメリカ・モデルニスモの軽薄をめぐる考察 」(2021年)。2023年度の原典講読ゼミでは、大学院生たちと一緒に『パラディーソ』を読んでいる。


《ご予約・ご案内》
★ご予約は弊店のメールにて承ります。ご氏名とお電話番号、ご希望人数を必ず明記の上、下記のメール・アドレスに送信して下さい。
★会場内は自由席となります。お席をご予約済みのお客様は、開場時間よりカウンターにてドリンクをご注文いただき、お好きな席にご着席下さい。
★イベント会場での動画撮影・録音はご遠慮下さい。
★イベントの出演者・内容については急な変更などある場合がございます。予めご了承下さい。
★ご予約が定員に達し次第、受付を終了させていただきます。受付終了のご案内は本サイトおよび弊店Twitter(@bousingot)にて行います。なお、受付終了のご案内は多少遅れる場合もございます。予めご了承下さい。


《お問合せ先》
books&café BOUSINGOT(ブックス&カフェ・ブーザンゴ)
ご予約メール: info@bousingot.com


special thanks !
企画立案&アンクラージュマン:崔盛雄、川上貴
フライヤー制作協力:吉村優作、秋元麦踏


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